オランダの空港での免税手続きの裏技
うわわー!免税手続きに時間を取られすぎて飛行機に乗り遅れちゃったら、悲惨ですね~なんて恐ろしい!
これ、実話よ。
えぇぇ!!な、なんとぉ!
で、乗り遅れたら一体どうなっちゃうんですか?
そのあたりは、需要があったら話すわ。
とりあえず、今回はオランダ(Netherlands,Holland)のアムステルダムスキポール空港(Amsterdam Schiphol Airport)での免税(tax refund )の
ポイントを説明するわ。
スキポール空港の税関の場所
スキポール空港の税関はターミナル3にあるわ。
ターミナル3は基本的にBritish airways やカタール航空などのEU外の航空会社が集まっているから、欧州短距離線が集まっているターミナル1のチェックインカウンターや、KLMを中心としたスカイチームのカウンターがあるターミナル1と2から、かなり歩くことになるわ。
以前JALの成田からの直行便も飛んでたんだけど、無くなっちゃって、今はオランダと日本の直行便はKLMしかないのよね。
ルフトハンザ航空なんて、1Aなんていうターミナル1からさらに5分くらい歩いたところにチェックインカウンターがあるから、混み合う空港を荷物を持って移動するとなると、10分以上かかるわ。
やっぱり、本拠地じゃないとちょっと不便なところにチェックインデスクがあったりするのよねー。
フランクフルト空港やミュンヘン空港は、スターアライアンスがばっちり便利なところにあるんだけど。
そして、やっとターミナル3の税関に着いたと思ったら、今度は税関に大量の人が並んでいるわ。
これは午前6時ごろの写真だからほとんど並んでいないんだけど、日中はかなりの行列で、税関だけで1時間以上かかることもあるのよ。
1時間以上も!
時間に余裕がないと焦りますね!!
スキポール空港税関で免税手続きに必要な書類
日本人はきっちり書類を揃えてから並ぶからスムーズなんだけど、書類も品物もぐちゃぐちゃで持ってきちゃう人や、免税品をすでに預けてしまっている人がいたりして、かなり時間がかかるの。
免税品をチェックインカウンターであずけちゃってたらどうなるんですか?
当然、税関のスタンプがもらえないから、お金は返ってこないわ。
ひゃー!
そうならないためにも、
1.搭乗券
2.パスポート
3.免税書類
(お店でもらえる。グローバルブルーなど)
4.購入品のレシート
(コピー、KopieはOK、クレジットカードの明細は不可)
5.未使用の購入品
を、ちゃんと用意してね!
5の未使用の購入品は、見せないでいいことも多いんだけど、見せてと言われた時に出さないとスタンプをもらえないから、すぐに見せられるように用意していてね。
3の免税書類にも、あらかじめ自分の住所など必要事項を書いておいてね。
税関の時は本当はいらないんだけど、どっちみち次の手続きに必要だから、前もって書いていた方がいいわ。
わかりましたー!
ここで一つ、注意しないといけないことがあるわ。
一品で1000ユーロを超える商品は、ここではスタンプがもらえないの。
え、じゃあどうしたらいいんですか?
手荷物として持って入って、出国後の税関に品物を見せてスタンプをもらわないといけないわ。
え、じゃあ預けられないんですか?
そう。荷物になっちゃうんだけど、持ち込まないといけないのよ。
さらに!!
1000ユーロを超えなくても
ルイヴィトン、シャネル、エルメス、カルティエなどのハイブランド、iPhone 、iPad、iPod、携帯電話などの家電はこの税関ではスタンプがもらえず、全部中の税関で見せないといけないわ。
ゆるーい感じの人に当たったらすり抜けることもあるかもしれないけど、散々並んだ上にスタンプをもらえず、税関職員の方に抗議している人をよく見るわ。
悲劇!!
かくいう私も、リモワのスーツケースの免税のために一時間並んで、
「ここではスタンプを押せないから中にいけ」と言われたことがあるわ。
600ユーロくらいのものだったのに…
900ユーロのブランド小物にスタンプくれる人もいるし、オランダは本当に、担当する人次第なのよねー。
税関職員さんが自分基準で高いものと思ったら、第3ターミナルの税関ではスタンプを押してくれないの。
えー、それは大変でしたね…
それにしても、外の税関で免税手続きの書類にスタンプがもらえるものと、中に持ち込まないといけないものの区別が難しいですね…
そこで、取って置きの裏技を教えちゃうわ!
なななんとぉ!教えてください!!
スキポール空港での免税手続き時間短縮の裏技
スキポール空港の免税手続きで、時間短縮をするためには、全部手荷物で持ち込んで、中の税関でスタンプをもらう手続きをすることがおすすめよ!
なんと!
旅慣れない人たちは、普通は外の税関にまず並びますよね…!!
そうなのよ。
でも、実は中の税関で、価格が安いからといってスタンプをもらえないということはないのよ。
そうだったんですね!
ただし、液体、刃物など、手荷物として持ち込めないものは、いかなる理由があっても持ち込めないから注意よ。
女性に多い化粧品のリキッドファンデーションなどの液体を買ってしまったら、外で並ばないといけないわ。
旅行の貴重な時間を無駄にしないために、化粧品の液体類は買わないことをおすすめするわ。
もちろん、一つ一つの液体が100ミリを超えないで、自分が持ち込みたいものと購入商品の液体の合計が1リットル以内だったり、航空会社の規定の範囲内なら大丈夫よ。
マスカラとか口紅とかね。
スキポール空港制限区域内(出国後)税関と免税カウンター
ここが出国後や、シェンゲン協定(ほぼEUの国と一緒)
の他の国から乗り継ぎで、シェンゲン協定の国を出る最終の空港がスキポール空港だった場合の税関よ。
ターミナル1のラウンジ3の近くにあるわ。
ガラガラですねー。
ちなみに、これはお昼の、外の税関が1時間待ちのときのカウンターの写真よ。
え、全然違いますね。
そうなの。
ここでは、せいぜい2、3人くらいしか待ったことがないわ。
ここで手続きをすれば、旅行の貴重な時間がかなり時間が短縮できますね!!
そうなのよ。
ただし、この方法があんまり広まると、ここも行列ができちゃうから内緒にしててね。
あと、ここの欠点は税関職員さんが2、3人しかいないし、ランチタイムは1人だけになることもあるから、ややこしいお客さんがいたら、すごく時間がかかる可能性はあるわ。
どちらにしろ、空港には早く行って出国しちゃうのが大事ですね。
そうよ。
去年、手荷物検査場の空港職員のストライキがあったときなんて、プライオリティーレーンを使えない人たちは2時間くらい待っていたみたいよ!
えぇぇ!
そんなの乗り遅れちゃったらどうするんですか??
空港には3時間半前に来るのが常識だから、ぎりぎりに来る方が悪いとして、多くの航空会社では一切考慮されなかったわ。
もしかしたら、3時間待ちだったら考慮されたかもしれないけどね。
日本と違って、ヨーロッパでは基本的にルールはルールと跳ね除けられることが多いから、飛行機に乗る時は本当に注意した方がいいわよ。
そんな、異国の地で飛行機に乗り遅れたら泣いちゃうしかないですね。
空港には早く行くようにします。
スキポール空港での免税のコツまとめとオマケ情報
出国後の税関を使うのがポイントよ!
ただし、ここの税関でスタンプをもらうのは、シェンゲン協定内の最終国がオランダの場合というのに注意。
シェンゲン協定最終国じゃなくても、ブランド品や高額商品などをのぞく荷物を預けたい場合は、制限区域外のターミナル3の税関で手続きをしないといけないわ。。
また、この情報は2018年12月末のもので、アムステルダム空港の運用はその時の状況でコロコロ変わるから、そのときに応じて柔軟に対応してね。
本当に急に変わりますよね。
先日オランダに行った時は、ビジネスクラスや上級会員専用の手荷物検査場の一部で、ペットボトルの飲料水の持ち込みができるようになっていてびっくりしました…!!
何か問題が発生したらやめるんでしょうが…。
ちなみに、オランダのデパート、バイエンコルフ内にはグローバルブルーのカウンターがあって、そこで免税手続きをすれば、空港では税関で品物を見せてスタンプをもらって税関近くのグローバルブルーのポストに書類を入れるだけで、グローバルブルーの カウンターに並ばずに免税手続きが終わるから、便利になったわ。
パリのプランタンデパートでもそうよね。
以上、スキポール空港の免税手続きについてでした。
ミュンヘン空港やフランクフルト空港での免税の仕方も、需要があれば書こうと思います。
※追記ご要望があったので書きました。
もしご興味があれば見てみてください(^^)
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