JAL2019年こいのぼりフライト中止について
JAL、2019年からこいのぼりフライトを中止
先日、ANAのひな祭りフライトに乗ったのですが(後日記事にしてみますー)、
今年は残念ながらJALのひな祭りフライトはありませんでした。
そして、ひな祭りフライトの中止の発表のときに、こいのぼりフライトの中止も発表されました。
JALこいのぼりフライト中止の理由とANAにそもそもこいのぼりフライトがなかった理由
JALがひな祭りフライトとこいのぼりフライトを中止した理由は、男性のみ、女性のみで行うイベントが性差別に繋がる可能性があり、性別・セクシュアリティのダイバーシティ(多様性)の観点から中止になったとのことです。
ちなみにANAはこいのぼりフライトをしたことがなかったのですが、ANAは今年初めて新卒男性を採用したので、そもそも客室乗務員を全員男性にすることができなかったからかなと思います。(海外ベースの男性CAさんは以前からいました)
JALはずっと男性客室乗務員を採用しているため、こいのぼりフライトができていたんですね。
是非とも復活してほしいひな祭り、こいのぼりフライト
こういった華やかなイベントがなくなってしまうのはすごく淋しいですね。
難しいことはよくわかりませんし、軽々しく言ってはいけないことなのかもしれませんが、ひな祭りフライトに女性として参加したい男性や、こいのぼりフライトに男性として参加したい女性も参加できるとして、入り口でその門戸を閉じなければ、こういう「男の子」や「女の子」のお祭りはやってもいいのではないのでしょうか。
もちろん、第3の性の人はどちらにも参加資格がありますね。
他の性別を限定したイベントはどうしているのか。ミスユニバースは問題ないのでしょうか?
女性のみしか参加できない世界的なイベントといえば、ミスユニバースが思い浮かびます。
では、ミスユニバースは堂々と女性の総合的美しさを競っているにも関わらずなぜ存続しているのでしょうか。
実は、ミスユニバースは2013年からトランスジェンダーも参加できます。
きっと男性でも参加はできますが、代表に選ばれるかどうかは別問題でしょう。
ごくふつーの一般的女性が代表に選ばれないのと同じですね。
多様化する性?
今の日本の男女の性というのは西洋的な考えです。
西洋では、特にキリスト教が厳格だった時代、男女の区別ははっきりとしないといけないとされていました。
日本はもともと、西洋文化が入ってくる前、江戸時代までは厳格に男女の区別がある部分もありましたし、区別がゆるゆるな部分もありました。
例えば、江戸時代は女性が立ちションしていましたし、公衆浴場も混浴が当たり前でした。
第3の性というのも日本にとっては新しいものではなく、昔からあったものです。
江戸時代でいうと「若衆」がそうで、世界的にも第三の性だと考えられています。
多様性の先進国オランダ
オランダでは、ご存知の通り同性同士で結婚できますが、第3の性も認められています。
2018年5月28日にオランダのリンブルフ裁判所でプライバシーと個人の権利の観点から第3の性を認める判決が下されました。
同年、パスポートにM(男性) 、V(女性)の他に、第3の性である X が記載されだしました。
最後に
JALのこいのぼりフライト中止のお話からだいぶそれてしまいましたが、ひなまつりフライトやこいのぼりフライトが来年復活するほど、男性限定、女性限定イベントを批判した人の理解が急に深まるとは考えられず、復活は残念ながら難しそうですね。
一部の人の批判を気にせず、やってもいいと思うのですが。
日本もはやく、それぞれが自分の思う通りの性で生きることができる社会になればいいなと思います。
これから日本もどんどん男性のCAさんが増えてくるでしょうね。
女性CAさんの方が優れている、とか気遣いができると思っている日本の方もいるようですが、そんなことはなく、海外では男性のCAさんの素晴らしいお気遣いやユーモアたっぷりのお話にハッとすることも多いので、国内で男性CAさんにお会いするのがとても楽しみです。
最後まで読んでくださってありがとうございました(^_^)
はだかエプロンならぬはだかこいのぼり(笑)
そらちゃん「何恥ずかしがってんのよ、堂々としなさいよ」
あおちゃん「えーだってー…!」
てかんじです(妄想)
コメント